皆さんおはようございます。
今日は昨日の続きで「移動系動作」と呼ばれる体を移動する時の基本動作（上下・水平方向の移動や回転運動）についてお話させて頂きます。
この基本動作は以下の9つで成り立っています。

　「歩　く」
　「走　る」
　「はねる」
　「跳　ぶ」
　「登　る」
　「下りる」
　「は　う」
　「泳　ぐ」
　「すべる」

この「はう」「歩く」「走る」「跳ぶ」等のからだを移動させる運動スキルは、全身の筋力を高めて瞬発力やスピード感覚を育み、自分の身体と、物との距離をつかむ空間認知力も育てます。
今思うと鬼ごっこってとても楽しかったですが、走ったり、よけたり、登ったり、下ったり、飛び降りたり、つかまえたり…と沢山の要素が含まれていたのですね…。
様々な遊びをすると、その中には複合的に動きが含まれ、結果的に多様な動きを経験し、それらを獲得することができていたのですね。
だからこそ、特に幼児の場合は、自発的に型にはまらない様々な遊びを体験し、遊びを作り、多様な動きが獲得できるようにすることが大切なんですね。
実は大人の方のトレーニングも同じ事が言えます。
一定の重りを同じスピードで繰り返すトレーニングも大切ではありますが、それ以上に自分の身体を使った多様性のあるトレーニングも大切です。
そんなトレーニング方法を「ファンクショナルトレーニング」と言い、ご自分のやっているスポーツや日常生活における動きを再現したエクササイズです。
子ども達は元気よく遊んで身体と脳などのトレーニングをし、大人の方々は、心も身体もKiitosにお任せください！（笑）
次回は最終回で「操作系動作」と呼ばれる、用具を操作する動きや力試しの動き、自分以外の他者を扱う運動です。
お楽しみに！


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