川口市長の部屋
オニヤンマ(トンボ目オニヤンマ科)
体 長:80~114mm
見られる時期:6~10月
分 布:北海道から沖縄島まで広く分布
今月の虫は、日本最大のトンボであるオニヤンマです。
緑色の目(複眼)と黄色と黒の縞模様の体が美しいトンボですが、大きなメスは11cmを超える個体もいます。
流れの緩やかな浅い小川などでよく見られますが、街中でも歩道や車道に沿って飛ぶ姿を目にすることがあります。オスは縄張りを持ち、同じルートをパトロールしながら飛んでメスを探します。
ヤゴ(幼虫)もとても大型で、普段は砂や泥の中に潜り獲物を待ち伏せしています。
ヤゴ(幼虫)からトンボ(成虫)になるのに3~4年程と言われており、私も飼育をしたことがありますが、長い幼虫期間を経てトンボに羽化したときの感動は格別です。
みなさんも是非チャレンジしてみてください。