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川口市長の部屋

市長コラム(令和5年4月号)

 皆さん、こんにちは。
 さて、いよいよ新年度がスタートしました。今回は本市の予算についてお話しします。

 令和5年度当初予算は、「さらなる選ばれるまち川口」であり続けることを目指し、積極的な編成を行った結果、一般会計は2,336億円、特別会計、企業会計を合わせた予算総額は4,399億円と、いずれも市政施行以来、5年連続で過去最大を更新しました。
 まず、歳入予算ですが、根幹である市税収入は、1,000億円を目前とした過去最高額となる995億円を計上し、私が市長に就任した平成25年度の当初予算と比較して、138億円の増を見込むことができました。こうした市税の大幅増収は、私がこれまで「歳入あってこその歳出である」という考えのもと、粘り強く取り組んできた対策が実を結んだとともに、市民の皆さんのご理解・ご協力があってこそのことと心より感謝申し上げます。
 次に、歳出予算ですが、順調に進捗してきた3大プロジェクトは、新庁舎2期棟の建設工事を残すのみとなり、重要なまちづくり施策を切れ目なく推進していくため、リリアの大規模改修と併せた美術館建設や、グリーンセンターの公開温室のリニューアル、神根運動場の一体的な整備など新たな大規模プロジェクトのスタートをきる予算としています。
 さらには、ヤングケアラーへの支援や、市内企業で働く若年者を対象とした奨学金の返還支援など、新たな取り組みを盛り込むほか、子育てしやすいまちづくりをはじめ、これまで推し進めてきた施策についてもより一層の充実を図るとともに、引き続き、新型コロナウイルス感染症へ迅速・的確に対応できるよう、予算を確保しています。
 令和5年度は、私が政策宣言に掲げたさまざまなまちづくりが動きだしていく初年度です。川口の元気づくりのため、さまざまな施策の実現に全力で取り組んでまいりますので、ご期待いただきたいと思います。