川口市長の部屋
ナナホシテントウ(コウチュウ目テントウムシ科)
体 長:5.0~8.6mm
見られる時期:3~11月
分 布:日本全土
今月の虫は、ナナホシテントウです。
日当たりの良い草むらなどでよく見られ、ナミテントウとともに私たちにもっともなじみ深いテントウムシの一種です。
幼虫も成虫もアブラムシを食べて育つため、アブラムシの付く植物を探すと幼虫や成虫など様々なステージを観察することができます。
成虫は早春から活動を始め秋頃まで見られますが、真夏の暑い時期はススキの根際などで休眠するためあまり見られません。
秋に羽化した成虫は落ち葉の下などで越冬します。
危険を感じると、脚の付け根から黄色い液体を出して外敵から身を守ります。