川口市長の部屋
キムネクマバチ(ハチ目ミツバチ科)
体 長:18~25mm
見られる時期:4~10月
分 布:北海道から九州
今月の虫は、キムネクマバチです。
体長2cmほどのずんぐりとした体形のハチで、胸部に細かな黄色い毛がたくさん生えておりよく目立ちます。
花の蜜や花粉をもとめてさまざまな植物に訪花しますが、特にフジ(マメ科)の花を好みます。
大型のハチで、「ブーン」という大きな羽音を出して飛ぶことから危険なハチと思われがちですが、性格は温厚で、人が危害などを加えない限りは刺されることはありません。
春になると、オスは交尾のためになわばりをもち、空中に静止した状態(ホバリング)でメスを待ちます。