川口市長の部屋
オオスズメバチ(ハチ目スズメバチ科)
体 長:女王バチ45mm、働きバチ26~38mm
見られる時期:4~11月
分 布:北海道、本州、四国、九州
今月の虫は世界最大のスズメバチである「オオスズメバチ」です。
スズメバチの仲間は、一匹の女王バチと数十匹から数万匹の働きバチが家族を作り生活する社会性のハチです。
攻撃性の高い種が多く、メスは毒針でヒトを刺すこともあります。
その中でもオオスズメバチは特に攻撃性が高く、大型昆虫やほかのスズメバチ類の巣を襲うこともあり、昆虫界の生態系ではトップクラスの存在です。
スズメバチの仲間は種類により営巣場所は異なりますが、オオスズメバチは木の洞や土の中などあまり目立たない場所に巣を作ります。
秋は新しい女王バチが誕生する季節となりスズメバチの仲間は攻撃性が増すため、さらに注意が必要です。