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川口人(かわぐちじん)

長瀬慎弥さん(スポーツ教室/代表)Vol.43

更新)

日本一のボクサーから川口のヒーローへ 子ども達の “可能性”を育てるスポーツ教室の代表

今回の川口人は、スポーツ教室「忍者ナイン 川口の代表、長瀬慎弥(ながせしんや)さんにお話を伺いました!

 

2011年にはスーパーライト級のプロボクシング日本チャンピオンに輝いた経歴を持つ長瀬さん。

現在は子どもたちの運動能力思考力、そして社会性を育てる「忍者ナイン」を川口市とさいたま市で7拠点展開し、総勢170名以上の子どもたちと向き合っています。

科学的アプローチに基づいた運動指導を軸に「カラダ」だけでなく「アタマ」「ココロ」までも育てるレッスン内容で、「目の前の子を、必ず伸ばす」という信念のもと、全力で子どもたちに寄り添う日々。

 

ボクサー時代の経験、地域への思い、そして今後の夢まで。

長瀬さんの“まっすぐな挑戦”に迫ります!

Q1.どんなお仕事/活動をしていますか?

忍者ナインとは、 子ども達の可能性を広げる運動教室!

全国に展開しているスポーツ教室「忍者ナイン」の中で、川口市に4教室、さいたま市に3教室、あわせて7拠点を運営しています。

わたしはそれぞれの教室で、運営全般からレッスン指導、集客まで、幅広い業務に携わっています。

 

忍者ナインは幼稚園児小学生を対象にしており、レッスンは週1回。

現在は全教室あわせて170名の子ども達が在籍しています。

教室名の“ナイン”は、すべてのスポーツの基礎となる「9つの動作」という意味で、レッスンはこの9つの動作(走る、跳ぶ、投げる、打つ、捕る、蹴る、組む、バランス、リズム)をベースとし、2ヶ月ごとにテーマを変えて取り組みます。

たとえば、6~7月は「取る・投げる」、8~9月は「打つ・走る」といった具合に、運動の土台をじっくりと育てていきます。

 

小学生になると、テニス、ドッジボール、バスケ、サッカーなどのスポーツに分かれた指導も併せて行います。

室内での活動なので試合形式での取り組みは難しいのですが、シュートでのPK合戦やゲームをしながらのパス練習など技術の習得や、体の使い方に重点を置くなど工夫をしています。

教室のみんなでハイポーズ!忍者ナインの元気な日常です♪

その一投に全力をこめて、一生懸命に!

プレゴールデンエイジの“今”がチャンス

元プロボクサーの僕が、自身の経験から強く感じていることがあります。

それは、特に「プレゴールデンエイジ(幼児~小学校低学年)」の時期に体の動かし方を覚えることが、将来お子さんの大きなチャンスにつながるということです。

 

僕がボクシングを始めたのは大学に入ってから。小さい頃からやっていたわけではありません。

努力を重ね、プロデビューし、スーパーライト級チャンピオンになることができましたが、小さい頃からボクシングをやっていた選手というのは、体の使い方身につけている”モノ”がまったく違うんです。

関西に住んでいると自然に関西弁が話せるように、身体の動かし方も小さい頃に身につければそれがクセ付き、将来どんなスポーツにもスムーズに入っていけるようになります。

お子さまの可能性を広げるという意味でも、プレゴールデンエイジは大切にして欲しいです。

 

忍者ナインのレッスンでは、子ども達に「頭でイメージしたことを体で表現する力」=「イメージ力」を育てたいと思っています。

たとえば「投げる」という動作でも、最初は肘の曲げ伸ばしから始まり、次は体をひねって投げる段階へと進むのですが、ここでつまずく子もいます。

でも、「どうやって体を動かせばいいんだろう?」と考える力が、やがて運動神経の土台となっていきます。

できる子はすぐにできるかもしれません。

でも、時間がかかっても「考えてやってみる」というプロセスを積むことで、体も心もぐんと成長します。

それを支えるのが、私たちの仕事だと感じています。

このじゃんけんも、大きな学び!

楽しみながら育てる、スポーツの芽!

ステージは変わっても、真剣な姿勢は今も昔も変わらない!

「体」と「心」、どちらも育てるレッスン

忍者ナインでは、運動以外にも「心の成長」を大事にしています。

 

たとえば、チームを組んで行うグループ戦の前には、子どもたちだけで作戦会議を行ってもらいます。

このときに重要なのが、「自分の意見を伝える力」。

内気なお子さまだと最初は発言できないこともあるのですが、スタッフがサポートすることによって少しずつ声を出せるようになっていきます。

そんなプロセスに立ち会えるのが、とても嬉しいんです。

 

また、一方では元気過ぎてどんどん前に出過ぎてしまうお子さまもいます。

そういう場合には、「人の話を聞く力」を身につけてもらえるよう、他の人の意見を聞き、受け入れていけるよう行動を促します。

そして最終的には、周りの声を聞きながら全体をまとめる力、つまり「調整力」を、どのお子さまにも身につけてほしいと考えています。

「どう攻める?」みんなで考える“勝つ”ための方法

作戦タイムも、真剣勝負!

Q2. 大切にしていること/こだわり

大切にしているのは、「“あ”と“お”のお約束」

僕が教室で大切にしているのが、「“あ”と“お”のお約束」です。

これは僕のオリジナル。

「あ」は、あきらめない

「お」は、おもいやる

という意味です。

 

たとえば、「“あ”=あきらめない」は、運動が苦手でもすぐに「できない」と決めつけず、何度でもチャレンジしてみること。

最初はうまくできなくても、「できた!」という瞬間は、子どもたちの大きな自信になります。

“お”=おもいやる」は、お友達の気持ちに気付いて行動すること。

子どもたちには、自分だけでなく相手のことも考えて行動できるようになってほしいんです。

 

忍者ナインなら、運動を通じて人間力まで育てられる。

そういう想いでやっています。

“あきらめない”で、全力で駆け抜ける!

“あきらめない”頑張りが、“おもいやり”へ繋がっていきます。

1人ひとりに寄り添うサポート体制

教室には、泣いちゃう子や、自由すぎてレッスンを止めてしまう子など、本当に様々なお子さまがいます。

でも、みんな変わるし、成長します。

早い子だと、1回のレッスンで別人のように変わることも!

そんな成長を引き出すために、僕は「ダメなことはダメ」としっかり伝えるようにしています。

それは、友達の嫌な事をしたり、道具を大事にしなかったり、ふざけて友達のレッスンを邪魔するなど「お」の約束(おもいやる)を破った時です。

自分がやられて嫌な事は絶対友達にしない」が忍者ナインの鉄則です。

注意した後には、子どもたちが不安にならないよう、別のスタッフが優しくフォローを入れるなどの工夫もしています。


上手に運動が出来なかったら、出来るまでサポートしますし、諦めかけたら様々な手段を使って励ます様にしています。

子どもたち1人ひとりに寄り添いながら、その子なりのペースで成長していけるよう、これからも丁寧に関わっていきたいと思っています。​​

その成長を、先生みんなで見守っているよ!

Q3. 川口のココが好き!!

僕の原点 生まれ育った新井宿

僕の生まれは新井宿です。

プロボクサー時代は赤羽に住んでいましたが、今はまた川口に戻ってきました。

住めば都」と言いますし、どこに住んでもそれぞれのまちに良さがあると思いますが、やっぱり自分が生まれ育った場所というのは特別です。

友だちもいるし、通った学校もある。

自分のルーツであり、アイデンティティそのものです。

嫌いな理由なんてあるわけがありません。

 

仲のいい友人たちとは、今も繋がっています。

新井宿町会の皆さんにも本当にお世話になっていて、現役時代は試合の応援に伯父が町会の方を何十人も連れて来てくれたこともありました。

本当にありがたいです。

川口の魅力はアクセスの良さ

交通の便の良さは大きな魅力ですね。

すぐに高速道路に乗れるので、どこへ行くにも便利です。
僕、実はサーフィンが趣味なんです。

川口に海はありませんが、アクセスが良いから問題ありません。

思い立ったらすぐに海にも行ける立地の良さが川口の魅力ですね。


あとは、川口は都内に近いのに家賃が安いんですよね。

なので、友だちから「引っ越そうと思ってる」と相談を受けたら、いつも川口をゴリ押ししています!
住みやすくてオススメですし、何より友だちが近くに住んでくれたら楽しいので。

川口で育ち、川口で夢を投げる!

Q4. オススメのお店・場所

友だちやサーフィン仲間がやっているお店によく行きます!

1つ目は、木曽呂にある「Pasta dining C-studio」です。

友だちがやっているお店なんですが、とにかくリーズナブルで美味しい

実は、日曜日はほぼ毎週通っている常連です。

妻が日曜は仕事なので、娘との食事がてら行くのが恒例ですね。

うちの娘が特にお気に入りなのが、マルゲリータとジェノベーゼのパスタ

僕はもっぱら、お酒とアヒージョです。

 

2つ目は、川口駅の近くにある「牡蠣と炉端焼き 食堂くく」。

抜群に美味しいお店です。

僕のサーフィン仲間がオーナーを務める「the fresca oysterbar & kitchen」というお店の2号店なんです。

魅力は、なんといっても料理のクオリティの高さ

フレンチや和食など、ジャンルの枠を超えた創作料理が並び、知り合いびいきを抜きにしても、本当にレベルの高いお店だと思います。

Q5. 今後の目標

川口を“忍者ナインのまち”に!

1番の目標は、川口を忍者ナインでいっぱいにすることです!

現在170人の生徒さんが通ってくれていますが、きっと「近くに教室があれば通いたい」と思ってくれている子どもたちもたくさんいると思うんです。

なので、川口市全域に教室をつくりたいと考えています。

 

現在は、固定の教室を持たず、川口市内のいくつかのレンタルスペースを拠点に運営していますが、将来的には常設の教室も持つことを目指しています。

ただ、今のように複数の拠点があるからこそ通いやすい方もいらっしゃると思うので、今後は常設型と現在のスタイルを組み合わせながら、より多くの方に届く形で広げていけたらと思っています。

 

また、将来的にテナントを確保できた場合には、忍者ナイン以外のスポーツ教室を展開することも視野に入れています。

たとえば空いている時間帯を活用してバスケットボール教室を開くなど、 子どもたちの運動能力に合わせた“次のチャレンジの場”をつくることも可能になるかもしれません。

忍者ナインは、運動が得意ではない子にとっての“入り口”としての役割を果たすことが多いので、 そこから「もっと運動したい!」と思ってくれた子どもたちに向けて、より本格的なプログラムも提供していきたいと考えています。

川口の未来をつくる、小さな忍者たちの挑戦。

ひとりでは難しい、だから人と未来を育てたい

今は目標の実現に向けて、スタッフの採用を進めています。

僕ひとりではできることに限りがありますから、一緒に未来に向かっていける仲間を増やしていくことが、未来への第一歩だと考えています。

 

実は昨年(2024年)、全国の忍者ナインの中から「特別教室賞」というものを受賞しました。

さらに、オーナーとしての取り組みが評価され、優秀なオーナーを表彰する「エクセレントオーナー制度」「関東代表」にも選んでいただきました。

本部に評価をいただいている教室として、今後もより良い教室づくりを目指していきたいと思っています。

共に歩む仲間と、この場所で未来を育てる!

忍者ナイン 川口

幼児・小学生向けスポーツ教室

楽しい!やってみたい!できた!を引き出すスポーツ教室

川口市戸塚3-23-8

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。