川口人
生徒の成長を常に考え、生徒のために尽力する教室長
今回の川口人は、南鳩ヶ谷駅2番出口より徒歩8分「個別指導Wam 南鳩ヶ谷校」の教室長、二宮 周(にのみや しゅう)さんにお話を伺いました!
優しいお人柄の中に強い芯を持つ二宮さんは、いつも生徒さまの成長を考え、心からサポートをされています。
温かい気持ちで一人ひとりに寄り添い、教育現場での信頼を自然に築かれています。
そんな二宮さんの熱い想いを皆さまにお届けいたします。
Q1.どんなお仕事/活動をしていますか?
その時のその子に合わせた指導を柔軟に行ってまいります
生徒の成長を支えるための全般的なサポートを心がけています
教室運営全般を担当しており、生徒の成長や自立をサポートすることを主な活動としています。
その一環として、保護者さまとの面談や報告にも対応し、生徒への理解を深めるためのすり合わせの時間を設けています。
また、自習対応も行っており、学校の提出物の進捗状況などを保護者さまに報告しています。
授業で十分に理解できる生徒もいれば、自習が必要な生徒もいるため、それぞれに応じた対応を行っています。
精神的にもその子を受け止め、支えることで、全教科にわたる成長を促進できると感じています。
このように、保護者さまとの連携を大切にしながら、生徒の成長を支えるための全般的なサポートを心がけています。
家族に充てる時間が少ない分、生徒に充てる時間が確保できている
私は、そんなにキャパがあるわけじゃないんですよね。
家に帰って、家族がいたらこの仕事もうまくいかなかったんじゃないかなと思うんです。
家に帰る途中とか、帰ってから「あの対応はあれでよかったのかな」と振り返るのがルーティンになっていて、それがあるからこそ気付けたことがたくさんありました。
また、正社員を辞めて専属の講師になったこともあります。
海外の名門大学に行きたいという生徒がいて、その対応をするためには、教室長の仕事や正社員業務をしながらでは難しいと感じたからです。
もし家庭を持っていたら、このような思い切った決断はできなかったと思います。
私は、結婚をしているかどうかが幸せの全てではないと思うんです!
結婚していないからこそできたことが多すぎて、おそらくこれからも結婚しないままでいるだろうと思います(笑)
子どもたちにとって何が伸びるきっかけになるのかはわからないので、生徒に充てる時間が十分に確保できれば勉強以外のことでもその子を理解し、成長をサポートできる可能性があると思っています。
もう、自分に子どもがいっぱいいるようなものですね(笑)
Q2. 大切にしていること/こだわり
形にとらわれない指導を心掛けており、保護者さまの対応も柔軟に行っております
私自身が自分をさらけ出し、気を遣わずに接すること
教室長としてできるだけ本音や弱さを見せるように心がけていて、例えばできないことは素直に「できない、ごめん」と言うことを大切にしています。
自分の本音や考えを言えない子どもたちが多いと感じたときに、何をすべきか考えた結果、優しく耳を傾けることも大切ですが、私自身が自分をさらけ出し、気を遣わずに接する方が、生徒たちも気持ちが楽になるのではないかと思ったんです。
この姿勢は、生徒たちに対してだけでなく、保護者さまや講師の方々に対しても同様に心がけています。
近年では、学校では厳しく指導しにくい状況になってきており、その結果、厳しさは主に家庭で感じられるようになってきたなと思っています。
以前は学校や外で厳しくされても、家では安心できる場所がありましたが、最近では家庭でも厳しさが増しており、子どもたちは親に対して本音を言えなくなってきているなと感じます。
そのため、まずは子どもたちの本音をしっかりと聞き取った上で対応策を考えています。
見せかけの指導ではなく、本当に子どもたちが成長できるように、実際にその場で試行錯誤しながら支えることを心がけています。
失敗を恐れるあまり「失敗できない」と考えると、成長が難しくなってしまうと思うんです。
そのため、失敗を許容する大人が周りにいることが大切だと思っていて、生徒たちには失敗を恐れるよりも、まずは自分の幸せを考えて取り組んでほしいと思っています。
その子の人生において、その子を主人公として引っ張り上げるイメージが大事で、主体性がないと主人公にはなれませんので、まずは自分で判断ができる打席に立たせてあげたいと思っています。
自分自身で選択し、行動する力を育むことが、彼らの成長に繋がると信じています。
また、信頼関係があるとそれが結果に繋がると私は考えているので、信頼関係を築くことも大切にしていきたいと考えています。
本音で話をしたいので兄の話をさせてください
取材中、「この話をするとダメなんです」と涙を浮かべながらもお話をされ始め「本音で話をしたいので、兄の話をさせてください」その言葉とともに、しばらく言葉を詰まらせる場面もありましたが、慎重に、そして丁寧にご自身の気持ちを語ってくださいました。
私は、受け取るよりも差し出す方が幸せだと感じています。
この考えが芽生えたのはこの仕事に就いてからですが、実は心の中には常に兄の存在があります。
兄は私が中学1年生の時に癌で亡くなりました。
直接的な命に関わることではなかったのですが手術ミスがあり、両親が怒っていた時、兄は「僕は許しているから」と言ったのです。
その時、自分も「困難な状況でも他者を気遣える人間になりたい」と思ったんです。
それから「兄だったらどうするか」を常に考えるようになりました。
30年前の出来事ですが、今も意識しています。
外から見ると壮絶な部分もあるかもしれませんが、兄と一緒に過ごせた12年間は本当に大きなものでした。
亡くなったことの苦しさや悲しさよりも、その時間を共に過ごせたことに感謝していきたいという思いが溢れた瞬間があって、この思いが私の考え方に大きな変化をもたらしたのだと思います。
Q3. 川口のココが好き!!
受け入れてくれる温かさと、懐の深さを感じます
当教室の生徒のほとんどは紹介によって来ていただいていて、口コミが広がっているのは川口の方々の繋がりがあるからだと感じています。
辞めた生徒の保護者さまと偶然会った時も、気まずい雰囲気にならずに笑顔でお話ししてくださったり、生徒が出るお祭りや発表会に参加した際にも普通に受け入れてくださる温かさと、懐の深さを川口の方には感じます。
Q4. オススメのお店・場所
「姫野スポーツ治療院」は、私にとっては守り神のような存在です
趣味でマラソンをしているのですが、芝中田にある「姫野スポーツ治療院」は私にとっては守り神のような存在です。
マラソンで怪我をした時、コーチの方に「どこかいいところがある?」と問われた際に、すぐに思いつくのがここ(姫野スポーツ治療院)でした。
それぐらい、頼りにしている治療院さんです。
最近、生徒とプロレスをして少し腰に違和感を覚え、約20年ぶりに姫野スポーツ治療院を訪れたところ、昔と変わらない雰囲気に懐かしさを感じました。
姫野スポーツ治療院の院長と知り合うきっかけとなったランニング教室の開催された場所でもある青木町公園総合運動場も思い入れがあります。
また、川口には公園が多いなと思います。
そもそも、公園で遊んでから教室に来る子どもがほとんどで、中には公園で宿題を済ませてから教室に来る子もいます。
砂利が出てくるんじゃないかと思うくらいノートが砂利で汚れていることもあります(笑)
生徒の習い事の発表会が公園で行われることも多く、そういった時にも公園を訪れるので、公園にはよく行く方だと思います。
Q5. 今後の目標
最終的には自分の道をちゃんと歩んでいってほしい
数値的な目標にはあまりこだわっていないです。
ここで学んだことが一つの自信になることで、受験が終わったから塾を卒業するのではなく、「塾に通わなくても1人で勉強できるな」など、その子のタイミングで卒業生がどんどん出てくるような塾にしたいと思っています。
そうなったら、本物の塾だと感じているのでそこを目指したいです。
私としては、生徒たちを一度主人公に引っ張り出した後は、自分で歩んでいってほしいと考えています。
マラソンに例えると、私はスペシャルドリンクを手渡すサポーターのようなもので、ずっと一緒にゴールを目指すのもいいけれど、最終的には自分の道をちゃんと歩んでいってほしいんです。
あとは、本当に子どもたちや保護者さまのためになる塾を考えたとき、現在ある既存の塾には理想を感じられませんでした。
だからこそ、一度は売上よりも子どもたちのことだけを考えた塾を実現し、それが実際に売上に繋がるかどうかを試してみたいと思っています。
それを実現できたら、子どもたちのために尽くそうとしている講師たちが「もっとやろう」と思える塾を広めていきたいと思っています。
個別指導Wam南鳩ヶ谷校
個別指導塾
生徒一人一人の目的や個性を活かし徹底サポート!
川口市朝日2-27-18 グレース彩1階
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