こんにちは!埼和興産 営業部です☀️
賃貸マンションの建設計画を進める際、何よりも信頼できる建設会社を選ぶことが重要です。しかし、信頼できる会社かどうか見極めるために複数の施工会社からの提案内容や建築費、竣工後のメンテナンス体制の比較など、判断基準が多く存在します。この記事では、マンション建設会社を選ぶ際のコツについて詳しくご紹介します。
1.複数の施工会社から提案を受ける
マンション建設では、まず複数の建設会社から提案を受けることをおすすめします。異なる視点やアプローチを持つ複数の会社から提案を受けることで、提案内容や建築費、スケジュールなどの条件を比較検討することができます。提案を受ける際には、具体的なプランや過去の施工実績、見積もりなどを十分に確認し、慎重に比較検討することが肝要です。それぞれの会社の強みや特徴を理解し、自身のニーズに適合するかどうかを確認し、最適なプランを見つけることが重要です。
2.費用施工会社も種類がある?
マンション建設には、さまざまな建設会社が存在します。会社規模の大小やそれぞれの特性や得意分野、実績によって、適した会社が異なります。
2階~3階建ての木造・鉄骨造であればハウスメーカーや工務店、鉄筋コンクリート造のマンションであれば、ゼネコンに依頼するのが一般的です。
ゼネコンとは英語の「General Contractor(ゼネラル・コントラクター)」の略称で、General=全般的な、「ontractor=請負業者という意味で、日本語では「総合建築業」と定義されています。弊社、埼和興産はこの「ゼネコン」、その中でも地域密着型の地場ゼネコン(=地場コン)に該当します。
自身のニーズやプロジェクト規模に応じて、いくつか見積依頼を出しましょう。
3.提案資料の見るべきポイント
マンション建設を検討する際には、どの土地にどんな建物を建てたいかよく打ち合わせをし、建設会社から以下の3点を提出してもらいましょう。
●プラン提案資料(図面)
●建築費の見積書
●事業計画書(収支)
複数社から提案を受けた場合、それぞれの資料をよく比較する必要があります。
①間取りや面積、デザインなどプランがどう異なるか
立地に適した間取りか、構造や間取りが入居者にとって過ごしやすいと感じられるか、外観や内観デザインが入居者に喜ばれる内容になっているかを確認しましょう。
② 見積項目に何が含まれていて、見積外の項目はどれか
→建設会社ごとに見積項目は異なるものです。合計金額にとらわれず、見積項目を確認しましょう。設計費、特殊基礎工事、外構工事、設備費、地盤調査費などが見積外の項目になる可能性が高いです。見積に含む項目、見積外の項目をよく確認したうえで金額を比較することが重要です。
なお、2024年時点で資材価格の高騰の影響で建築費が上昇傾向にあります。同じ条件でも数年前の見積内容はあまり参考にならない場合があります。最新の見積をとるようにしましょう。
③ 賃料設定と表面利回り
賃料はおよそ近隣の相場や需要により査定されますが、各社によって結果に差がある場合があります。各戸の専有面積や間取りとそれぞれの賃料を確認の上、比較しましょう。また、事業計画書では金額の出と入りがどれほどあるか、利回りはどのくらいかを必ずチェックしましょう。専門用語も多いため、土地活用が初めての方はわからない項目を調べるか、担当者に都度確認することが大切です。
4.近所の施工事例を見せてもらう
近隣で過去に建設されたマンションの施工事例を参考にすることも重要です。
近隣の事例を参考にすることで、地域特性や需要動向を把握し、より適切な計画を立てることができます。
会社によって得意とする構造やデザインが異なるため、施工事例を見ればどのようなマンションを建ててくれるのか、具体的にイメージすることができます。自分自身が住むつもりになって、次のようなポイントをチェックしましょう。
●構造や間取り、デザインを確認する。
●住民の満足度や入居率など、建設後の評価を確認する。
●他社物件との類似性や差別化ポイントを見極める。
「自分なら住んでみたいかどうか」が重要なポイントです。ぜひ一度、施工事例を見せてもらいましょう。
埼和興産ではマンション施工実績のバスツアーも行います。見学希望の方はお気軽にご連絡ください。※内覧の見学は空室状況によります。
5.竣工後のメンテナンス体制を比較する
マンションを建設した後も、適切なメンテナンス体制が重要です。竣工後のメンテナンス体制が十分でないと、建物の価値や入居者の満足度が低下する可能性があります。
マンションは建ててからがスタートになります。
メンテナンス体制を比較する際には、以下のポイントに注意しましょう。
●定期的な点検や修繕対応の有無を確認する。
●緊急時の対応体制や連絡先を把握する。
先ほど述べた通り、ハウスメーカーはメンテナンス体制が充実しています。工務店や地場ゼネコンは小回りの良さを活かしメンテナンス対応が素早くできる場合があります。
竣工後は建物の点検や劣化への対処を行い、住民の安全を守る義務があります。建設会社がどこまでサポートしてくれるのか、しっかり確認しておきましょう。
埼和興産では細かな改修工事はもちろん、大規模修繕工事等、リノベーションも得意としています。
竣工後のサポートも安心してお任せいただけます。
6.賃貸マンションを建築する流れ
賃貸マンションを建築する際の一般的な流れを把握することも重要です。プロジェクトの進行やスケジュール管理に役立ちます。マンションを建築する流れには以下のようなステップがあります。
●プロジェクトの計画立案
まずはプロジェクトの目標や要件を明確にし、計画を立てます。土地の選定や用途地域の確認、予算の設定などが含まれます。また、市場調査や需要予測なども行い、将来的な需要に対応できる計画を立てます。
なお、埼和興産は土地の市場調査はもちろん、土地探しからご対応いたします。
●建設予定地の調査
土地の地盤調査や環境調査などを行い、建設に支障がないか確認します。
●設計、見積、契約
まずは建物プランとその時点でのおおよそのお見積りが提出されます。金額やプラン内容のすり合わせをした後、建設会社を最終決定します。次に設計契約を締結し、詳細な図面の作成を行い、詳しい見積りが提出されます。同時に行政との協議や建築確認申請を終え、建築の準備をします。
最終的なプランと金額に合意いただくと、工事請負契約の締結となります。
●建設工事の実施
いよいよマンションの施工が始まります。工事は次のような流れで行われます。
地盤改良や基礎工事
駆体工事(柱や床)
屋根・外壁の工事
内装工事
設備の設置
外構工事
完了検査
引き渡し
建設工事の実施では、地盤改良や杭基礎工事を行い、続いて骨組み等の構造や外壁、内装などの工事が行われます。工程管理や品質管理を適切に行い、工期の遅延や品質の低下を防ぎます。
その間、何度も定例会議を開き、お施主様と進捗状況やご要望について打ち合わせを行います。
●竣工後の管理・メンテナンス
建設が完了した後も、適切な管理・メンテナンスが必要です。定期的な点検や修繕を行い、建物の価値を維持し、入居者の安全と快適性を確保します。また、入居者とのコミュニケーションやトラブル対応も重要な要素です。
埼和興産では子会社のサイワハウジングによる賃貸管理も可能です。また、修繕のご相談も対応いたします。
各ステップでの役割やタイミングを把握し、適切に進行させることで、マンション建築プロジェクトを成功に導くことができます。各段階での計画と実行を丁寧に行いましょう。
また、業者に任せっぱなしにせず、自分の目で随時チェックしにいきましょう
7.賃貸マンションの構造をおさえる
賃貸マンションを建築する際には、各社によって構造や仕様が異なります。
建築物は主に以下の構造に分けられます。
●木造
●鉄骨造
●鉄筋コンクリート造
それぞれの構造におけるメリット・デメリットは以下の通りです。
●木造(W造)
メリット:短工期・低コスト
デメリット:耐火・耐震・遮音性が低い
●鉄骨造(S造)
メリット:部材が工場生産のため品質が安定している。
デメリット:耐熱性が低く結露が発生しやすい
●鉄筋コンクリート造(RC造)
メリット:耐火・耐震・遮音性が高く耐用年数が長い
デメリット:コスト高め・工期長め
埼和興産の「ブレインマンション」は、入居率98~99%をキープしています。その理由は鉄筋コンクリート造(RC造)の高い性能が叶える遮音性、耐震性、耐火性、断熱性、結露対策、高メンテナンス性といった特徴によります。これらの特徴により、お施主様にとって安定した賃貸経営が実現します。
まとめ
ここまでマンションの建設会社を選ぶコツや注意点などを解説してきました。まとめると次のようになります。
●複数の会社から提案を受ける
●プランと見積内容を比較する
●施工事例を見せてもらう
●アフターサービスを確認する
マンションの建設会社選びに、絶対的な答えはありません。あなたがイメージするマンションにぴったりの建設会社を選ぶ必要があります。
この記事では、そのために重要なコツをご紹介しました。
マンション建築をする際は、必ず複数社の提案を聞き、比較してから検討しましょう。
その際、解説した注意点を踏まえると失敗しづらくなります。
ぜひ、参考にしてください。
引用:https://saiwa.co.jp/3405/