年をとって気が付くと「歩けない」なんてことも…。「歩く事の大切さ」と「高齢者の歩行」に関しての続きです。
Total Conditioning Kiitos
元気な秘訣は動く事!楽しくウォーキングしましょう!
91歳の方もこんなに元気に運動しています。
難しい指先の運動は脳や歩行にも関与しています。
毎月一度の伊豆大島での高齢者指導。足裏からスタート
各地で高齢者体操教室を実施。ここでもバランスを重視
皆さんおはようございます。
今日は前回の続きで、高齢者のウォーキングに関してです。
【加齢と歩行能力の変化】
歩行は日常生活動作において重要な機能であり、歩行能力の低下は日常生活動作(ADL)レベルの低下につながります。
歩行能力の中でも特に歩行速度は死亡リスクとの関連性も強く、高齢者の身体機能、日常生活機能の指標となっております。よって、
歩行速度が速いほど生活機能が維持しやすく余命も長いとされています。
65歳以降ではどうしても歩行速度は徐々に低下してしまいます。
男性80歳以降、女性75歳以降になると日常生活に支障をきたすようになり、女性では男性よりも5年早く歩行能力が低下し、それに伴い生活機能の低下もみられるようになるので少しだけ早く歩く事を意識ましょう。
歩行速度は加齢による筋力の低下、バランス能力の低下との関連がある他にも、高齢者での発症リスクが高くなる脳梗塞などの脳血管障害やパーキンソン病、心臓血管障害、運動器疾患などとの関連もみられるそうです。
筋力、バランス能力、手指機能の高い高齢者では加齢による歩行速度の低下率が小さいという研究報告があり、歩行速度の維持・向上には筋力、バランス能力、手指機能を保つための上肢活動が重要となります。
筋力・バランス能力が高ければ歩行は安定し、歩行が安定していると手指機能、上肢機能も食事や更衣、家事などの日常生活活動を行う中で維持することができます。
歩行速度の低下がみられるフレイル、サルコペニアを予防するには、「立つ」「座る」「歩く」などの基本的な移動機能に必要な下肢や体幹の筋肉の筋力トレーニングが有効とされています。
とくに姿勢を保つための抗重力筋である下腿三頭筋、大腿四頭筋、大殿筋、中殿筋、前脛骨筋、ハムストリング(腿の後ろの筋肉の総称)などの筋肉、体幹の安定に関わる腹横筋、腹斜筋群の運動が有効とされています。
先ずは、「少しだけ早く歩く・意識して歩く」「指先を使う」こと等、普段の生活活動を意識して行う事が簡単で確実な方法だと思います。
その他は、運動の専門家に相談し、町のスポーツ施設やパーソナルトレーニングジムで積極的に動く事が大切だと思います。
今は動く身体がありますが、動かなくなってからでは遅いのです。
今から「正しい運動」「正しい動き」を意識して生活してみては如何でしょうか?
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