皆さんおはようございます。
今日で6月も終わりですね。
今月も1か月間ありがとうございました。
梅雨はもう少し続きそうですが、風邪など引かない様に気を付けてくださいね。
先日見たニュースに「人食いバクテリア」の話が出ていました。
致死率が高く『人食いバクテリア』とも呼ばれる『劇症型溶連菌』の感染者数が過去最多を更新したそうです。
2024年の劇症型溶連菌の感染者数は6月2日までで977人。
2023年の941人を上回り、過去最多となったそうです。
『溶連菌』と『劇症型溶連菌』の違い
溶連菌は、人の喉などに存在している菌で、体の中にあっても発症はしません。
ほとんど無症状ですが、一定の量を超えると、喉の痛み、発熱、発疹といった症状が出るそうです。
自分は過去に2回かかった事がありますが、喉の痛みだけでなく、声が出ないのが辛かった思い出があります。
最初は内科に行ったのですがその時は「咽頭炎」と言われ、なかなか治らず約2週間後に耳鼻科に行ったら「溶連菌」と言われました。
喉や鼻の症状が辛いときは耳鼻科が良いのかもしれないですね。
『劇症型溶連菌』は、突然変異して毒性が強くなった溶連菌で、初期症状は、発熱や、手足の腫れ・痛みですが、短時間で容体が急変して、敗血症性ショック、手足の壊死、多臓器不全などを引き起こすことがあり、致死率は3割といわれています。
特に中高年の感染が多くなっているそうです。
自分の中年ですが、流石に未だこれにはかかったことはないです…(笑)
感染は、傷口から溶連菌が体深くに侵入して、急速に増殖します。
接触感染などでも侵入します。
一番厄介な事は半数以上が感染経路不明な事です。
劇症型溶連菌に感染しない為の基本的な予防法は、
手洗い、アルコール消毒、うがいです。
傷ができてしまった場合、すぐに洗浄・消毒し、ガーゼや絆創膏などで処置することが必要だといいます。
又、特に注意が必要なのは『水虫』です。
患者さんの 「約8割が水虫を持っていた」ということです。
他にも注意が必要なのは、『虫刺され』です。
かくことで傷ができ、菌が入る恐れがあるので、薬を塗って、傷を早めに治す必要があります。
そして『ささくれ』『あかぎれ』にも注意が必要です。
乾燥による傷ができないように保湿することも重要です。
『劇症型溶連菌』は、早期対応がカギ。
疑わしい症状が出たら、一刻も早く治療しなければいけないので、救急車を呼びましょう。
これからの季節は薄着になります。
虫刺されやケガ等にも注意をし、もし怪我をした場合はしっかりと消毒をする事も大切なのではないでしょうか。
店内で怪我をする事は無いと思いますが、何かあれば消毒しますので、気軽にお声がけくださいね。
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