皆さんおはようございます。
最近バナナはいつ食べたか…。
食べてないなぁ～。
安くて栄養満点のバナナはスポーツ選手だけでなく、運動をする我々だけでもなく、全員にとって幸福を呼んでくれる食べ物だったのです。

バナナのお話の前に、先ず「セロトニン」と言う幸福のホルモンについて少しだけお話させて頂きます。
セロトニンは、脳内で神経伝達物質として機能し「気分の安定」「睡眠」「食欲」「消化」など多くの生理機能に関与しています。
一般的に「幸福ホルモン」とも呼ばれ、心地よさや満足感を感じる際に重要な役割を果たします。
現代の我々にはとても必要なホルモンですよね。
そんな幸福ホルモンをつくるのに「バナナ」の存在が大きいのです。

　≪バナナに含まれる栄養素とセロトニンの生成≫
　　　① トリプトファン
　　　　　バナナには必須アミノ酸であるトリプトファンという物質が含まれています。
　　　　　このトリプトファンは体内でセロトニンに変換される前駆物質です。
　　　　　十分なトリプトファンの摂取は、セロトニンの生成をサポートします。
　　　② 炭水化物
　　　　　バナナに含まれる炭水化物は、インスリンの分泌を促進します。
　　　　　インスリンは血中のアミノ酸の取り込みを助けますが、トリプトファンは脳内に入りやすくなるため、
　　　　　セロトニンの合成が促進されます。
　　　③ ビタミンB6
　　　　　ビタミンB6は、トリプトファンからセロトニンへの変換を助ける補酵素として機能します。
　　　　　バナナはビタミンB6の良い供給源であり、セロトニン合成の効率を高めます。

　《バナナの摂取とセロトニンの影響》
　　　バナナを適量摂取することで、トリプトファンやビタミンB6、炭水化物などがセロトニンの生成をサポー
　　　トし、以下のような効果が期待されます。
　　　◇ 気分の向上
　　　　　　セロトニンレベルの上昇は、ストレスの軽減や気分の安定に寄与します。
　　　◇ 睡眠の質向上
　　　　　　セロトニンはメラトニンの前駆体であり、良質な睡眠を促進します。
　　　◇ 食欲の調整
　　　　　　セロトニンは満腹感の調整にも関与しています。

すごいですよね…。
ただし、バナナだけを食べることで劇的にセロトニンレベルが向上するわけではありません。
バランスの取れた食事や適度な運動、十分な睡眠など、総合的な生活習慣がセロトニンの生成と維持に重要です。
日常の食事にバナナを取り入れることで、セロトニンの自然な生成を助け、心身の健康維持に役立ちます。
自分も今日からバナナを見直し、幸福な気持ちで皆様をお迎え致します。