皆さんおはようございます。
冬になると風邪やインフルエンザなどが流行しますよね。
加湿や換気を行う事で予防はできますが、そもそも
「感染症」とは何なのでしょうか?
「感染症」とは、病原体(ウイルス、細菌、真菌、寄生虫など)が体内に侵入し、増殖することで引き起こされる病気です。
病原体の感染ルートは以下の通りです。
• 接触感染:直接または間接的な接触を通じて感染します。(例:風邪、インフルエンザ)
• 飛沫感染:咳やくしゃみによる飛沫が吸い込まれて感染します。(例:COVID-19、インフルエンザ)
• 空気感染:病原体が空気中を漂い、吸い込まれて感染します。(例:結核、麻疹)
• 食物・水を介した感染:汚染された食品や水を摂取して感染します。(例:腸チフス、コレラ)
• 媒介動物による感染:蚊やダニなどが病原体を媒介し感染します。(例:マラリア、デング熱)
感染症が健康に与える影響は短期的な症状だけでなく、長期的な合併症や社会的影響も含まれます。
【身体への影響】
1. 急性症状:発熱、咳、下痢、倦怠感など。
2. 慢性疾患の誘発:慢性炎症や臓器へのダメージが見受けられます。(例:B型肝炎が肝硬変を引き起こす)
3. 免疫低下:一部の感染症(例:HIV)は免疫システムを弱め、他の感染症にかかりやすくなります。
【感染症の予防】
ご自身の健康を守るためには、感染症の予防が非常に重要です。
1. 衛生習慣
• 手洗いを徹底する。(石けんと流水で20秒以上)
• 咳エチケット。(咳やくしゃみをするときは肘やティッシュで口を覆う)
2. 予防接種
• インフルエンザ、麻疹、風疹、COVID-19などのワクチン接種を行う。
3. 環境衛生
• 清潔な水や食事を確保する。
• ゴミの適切な処理を行う。
4. 免疫力の向上
• バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動を心がける。
5. 早期治療
• 症状が出た場合は早めに医療機関を受診する。
• 抗菌薬や抗ウイルス薬を適切に使用する。
特にご高齢者がいらっしゃるご家庭では、毎日の生活と何か違っていたら注意してみましょう。
例えば…。
・平熱より高い
・食欲がない
・尿や便が出ない
・極端に元気がない
・顔色が悪い
・声を出しにくい …など
特に脳梗塞や心筋梗塞もそうですが、この「感染症」も早期に発見し、早期に対処(治療)する事が一番大切です。
自分にも目を向けて、何か変だと思ったら医療機関へ足を運びましょう。