【ピッピ】
「デザイナーのピッピです。今回はチラシの話しだよ」
【ルーク】
「天才ギタリストのルークだよ。チラシ？チラシ寿司がどうしたって？」
【ピッピ】
「確かにチラシは散らしという言葉からできたんだ。でも食べる方じゃないよ。江戸時代からやっていた広告手法のことだね」
【ルーク】
「そっちのチラシね。そんな頃からやってたんだ。スーパーのチラシって安いものが載ってるイメージだけど」
【ピッピ】
「元々そうだね。だから1色印刷で、特売卵いくらって手書き文字で書いて広告にお金を掛けてません。といった感じでたくさん巻いて集客効果を狙ってたんだ」
【ルーク】
「でも最近はあまり見かけないね。チラシアプリなんかもあるからかな」
【ピッピ】
「1枚もの印刷は、ペラものとか、昔はビラ(片)と言って飛行機で撒いていたところからフライヤーってついたみたいだね」
【ルーク】
「へー。昔は飛行機で撒いてたんだ。今じゃ考えられない。でも楽しそうだな」
【ピッピ】
「映画やコンサート会場に置いてあるフライヤーは、つい持って帰りたくなるよね。デザイン性が高くて文化を感じる。普通のチラシでもデザイン性の高いモノもあるんだけど、パソコンで誰でも作れるから、今じゃデザインなんか関係ないってモノが多くなってる感じがするよね」
【ルーク】
「確かに。撒き餌のように1人か2人が引っかかればいい。そう思われてるからかもね」
【ピッピ】
「自分たちの宣伝だけの事を考えずに、見ていて楽しくなるモノや、取っておきたくなるデザイン性の高いモノであれば、チラシと言えども好印象のひとつとなるし、いい加減なデザインは逆のイメージを与える事にもなるんだ」
【ルーク】
「されどチラシだな。この街もクオリティの高いものが溢れる街であって欲しいな」
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「ピッピとルーク デザインのトリコ」
バズーとペティ キャラのトリコの別バージョン。ピッピはプロのデザイナーで、デザインの面白さや深さをわかりやすく説明します。ギタリストのルークは聞き役です。
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