以前は男性よりも女性の方が圧倒的に多い印象でしたが、最近は男性でも気にされる方が増えてきました
実は、脚のしびれや痛みが特徴の坐骨神経痛は、そり腰の方が非常に多いです
現代人では、長時間同じ姿勢での作業や運動不足などが原因で、多くの人が悩まされています
そり腰について詳しくお伝えしていきます
そり腰とは、腰のカーブが異常に大きくなり、背中が反り気味になる状態を指します
・そり腰になる原因
①姿勢の悪さ: デスクワークやスマホの長時間使用など、猫背の姿勢を長時間続けると、腰の筋肉が緊張し、そり腰になりやすくなります
②筋肉のバランスの崩れ: 腹筋や背筋のバランスが崩れると、腰が支えられなくなり、そり腰になることがあります
③骨盤の歪み: 骨盤が歪むと、骨盤の上に乗っている背骨も歪み、そり腰の原因となります
④生活習慣: 運動不足、長時間同じ姿勢での作業、高すぎるヒールを履くことなどが原因となる場合があります
・そり腰になると、様々な不快な症状が現れることがあります
主な症状
①腰痛: 腰の真ん中から少し上の部分に、鈍い痛みや重だるさを感じる人が多いです
②お尻の痛み: お尻の奥が痛むこともあります。
足の痛みや痺れ: 坐骨神経を圧迫することで、お尻から足にかけて痛みや痺れが生じることがあります
③猫背になる: 姿勢が悪くなり、猫背になりやすくなります
④お腹が出て見える: お腹が前に突き出てしまい、ぽっこりお腹に見えがちです
⑤呼吸が浅くなる: 肋骨が開きにくくなり、呼吸が浅くなることがあります
⑤肩こりや首の痛み: 姿勢が悪くなることで、肩や首の筋肉が緊張し、痛みが出ることがあります
⑥消化不良: 内臓が圧迫され、消化不良や便秘を引き起こすことがあります
・症状が出る理由
①筋肉のバランスの崩れ: 腰の筋肉が緊張し、バランスが崩れることで、腰椎に負担がかかり、痛みが発生します
②神経の圧迫: 坐骨神経が圧迫されることで、痛みやしびれが生じます。
③内臓への影響: 内臓が圧迫されることで、消化機能が低下したり、呼吸が浅くなったりします
・症状の程度は個人差が大きく、軽い痛みから日常生活に支障が出るほどの痛みまで様々です
そして、そり腰の方が坐骨神経痛になる確率は、一般的に高いと言われています
・そり腰と坐骨神経痛の関係性
①神経の圧迫: そり腰になると、腰椎の前弯が強くなり、腰椎椎間板や神経根が圧迫されやすくなります
特に、坐骨神経は腰椎から出ているため、直接的な圧迫を受け、坐骨神経痛を引き起こす可能性が高まります
②筋肉の緊張: そり腰によって、腰周りの筋肉が緊張し、血行が悪化します
これにより、神経への炎症物質の蓄積を促進し、坐骨神経痛を悪化させることがあります。
③姿勢の悪化: そり腰は、全身のバランスを崩し、姿勢が悪化させます。姿勢が悪いと、腰への負担が増し、坐骨神経痛を悪化させる可能性があります
・坐骨神経痛の症状
①お尻から足にかけての痛み: 痛みは、痺れや重だるさ、焼けるような痛みなど、様々な種類があります
②歩行困難: 痛みがひどい場合は、歩くのが困難になることもあります
咳やくしゃみで痛みが悪化する: 咳やくしゃみをしたときに、痛みが増強することもあります
・坐骨神経痛の予防と改善
①姿勢の改善: 姿勢を意識し、猫背にならないように心がけましょう
②ストレッチ: 腰や臀部の筋肉をストレッチすることで、筋肉の緊張を緩め、血行を改善できます
③運動: ウォーキングや水泳など、全身運動を行うことで、体幹を強化し、姿勢の改善に繋がります
④温熱療法: 温めることで血行が促進され、痛みの緩和に繋がることがあります
専門家への相談: 整骨院や鍼灸院などで施術を受けることも効果的です
ほりこし整骨院には、何件も何年も整形外科や整骨院に通院してうまくいかなかった方が多くいらっしゃいます
まずは相談から始めてみて下さい
お役に立つように頑張ります!