川口人(かわぐちじん)
信頼で支え合い、子どもを真ん中に。30年続く保育と支援を率いる、リトルビーンズの運営リーダー

今回の川口人は、創業から20年にわたり“こどもの自主性を大切に”の保育を実践してきた認可外保育施設「リトルビーンズ」を運営する、リトルビーンズ株式会社の代表取締役・伊賀展子さんと、統括リーダー・川本由紀子さん。
実は、公私ともに互いを深く信頼し合う最強のパートナー!
一人ひとり違うのが当たり前。混ざり合える環境を。
国籍や言葉、個性の違いといった垣根を越え、誰もが自然に混ざり合える環境づくりを続けてこられました。
大切にされているのは、「みんな違っていい!みんなの前で自分の気持ちを表現しよう!」という保育。
保護者さまが安心して預けられる柔軟な支援体制も整えながら、“困った時に思い出してもらえる場所”でありたい。
そんな想いを大切に、寄り添う自由であたたかい保育を追求しています。
誰もが自分らしく笑顔で過ごせる場所、リトルビーンズ。
その背景には、スタッフや子どもたちの声に耳を傾け、「その人らしさ」を大切にし続けてきた伊賀展子さんと川本由紀子さんの存在があります。
地域の親子の「安心」と「多様性」を守り続ける、おふたりに迫ります。
(伊賀さん)
私は代表として会社全体の運営や人事採用、労務管理などを行っています。
人手が足りない時には保育の現場に入ることもあります。
また、保護者の方が気軽に頼れる環境づくりも大切にしています。
ほんの少しの時間でも気軽に預けられる場所でありたいと思っています。
(川本さん)
私は主に現場の管理を担当しています。
保護者さまの対応や見学者さまの案内、他にはシフト管理や先生たちの相談窓口になることも多いです。
地域柄、外国籍の方も多く、言葉のサポートが必要なご家庭や関係機関からご相談をいただくこともあります。
また、併設している児童発達支援・放課後等デイサービス「リトルビーンズ・イッポ」では管理者として、発達に不安を持つお子さんや、ご家族に寄り添う支援を行っています。

“楽しむ力”もリトルビーンズの魅力♪ 季節のイベントは大人も本気です!
(伊賀さん)
私たちが働いているリトルビーンズとリトルビーンズ・イッポはビルの3階に入っているのですが、2階には高齢者の介護事業所「ライフデザインきらり」が入っています。
子どもたちは、日常的に訪れ、おじいちゃん、おばあちゃんたちと一緒に歌を歌ったり、手をつないだり、ダンスを披露したりしています。
特別なイベントではなく、日常の中で、世代を超えた関係も自然と育っていくんですよね。
(川本さん)
グループ会社では都内やさいたま市で飲食店もやっているので、子どもたちは電車に乗って出かけ、そば打ち体験やピザ作り体験をさせてもらうこともあります。
いつもの保育室を飛び出しての体験は、子どもたちにとってちょっと非日常ですよね。ワクワクする時間となっているようです。
(伊賀さん)
それから、年に何度か自社ビルで合同避難訓練を行っています。
東日本大震災の時には、本当にすごい揺れで立っているのもやっとでした。
子どもたちを守らなければと、不安な気持ちでいっぱいだったのを覚えています。
そんな中、上の階のスタッフが3階のリトルビーンズにすぐに駆けつけてくれて、子どもを抱きかかえたり、高齢者デイサービスの利用者さんを車椅子ごと担いで1階まで避難させてくれました。
あの時の光景は、今でも忘れられませんし、思い出すと胸がいっぱいになります。
日頃から顔の見える関係であることで、いざという時にも助け合えるんですよね。
これからも地域の“つながり”を大切にしていきます。
(伊賀さん)
私は、スタッフを大切にしたいと思っています。
「私がやらなきゃ」と何でも一人で抱え込んでいた時期もありましたが、今ではスタッフを信頼して任せるようにしています。
私の役割は、“先生たちが安心してのびのびと働ける環境をつくること”だと思っています。
きちんと休めること、困った時に相談ができること。スタッフが安心できるからこそ、子どもたちに丁寧に向き合えると思っています。
(川本さん)
普段はそれぞれの時間も大切にしつつ、プライベートでは気の合う友達と国内外へ旅行に出かけることもあります。
(伊賀さん)
「楽しくなきゃ続かない」といつも思っています。
(川本さん)
現在はリトルビーンズ・イッポの管理者をしています。
リトルビーンズはスタッフとの信頼関係が築けているからこそ、安心して別のスタッフへ託すことができました。
管理者として現場からの意見も積極的に取り入れること、自分の意見がきちんと届く職場であることを大切にしています。
(伊賀さん)
私たちは採用面接で、リトルビーンズのコンセプトを説明する時、気持ちが入りすぎてすごい熱量で話してしまうんですよ(笑)。
その気持ちに共感してくれるスタッフたちが集まってくれているのか、リトルビーンズ大好き!と長くお勤めしてくれるスタッフがたくさんいます。
遠くから通ってくれる方もいますし、一度辞めても戻ってきてくれる先生もいて、リトルビーンズを大好きでいてくれるんだなって嬉しくなってしまいます。
本当に自慢のスタッフたちです!

英語も日本語も飛び交う環境の中で、子どもたちは自然に世界を広げています。

子どもたち一人ひとりの感性が輝く作品たち。「正解」はなく、それぞれの表現を大切にしています。
(伊賀さん)
20年前の創業当時から、コンセプトは変えていません。
「○歳だからこれをやるべき」「子どもはこうあるべき」といった固定観念にとらわれず、その子が“今何をしたいのか”、一人ひとりの気持ちを大切にする保育を続けています。
リトルビーンズは、多国籍の子どもたちが通い、年齢の違う子どもたちが日々一緒に過ごしています。
毎日をともに過ごす中で、子どもたちは自然と多様性を受け入れていきます。
「正解」を押しつけることなく、その子なりの表現を尊重すること。
そんな環境があれば子どもたちはちゃんと学び、それが少しずつ自己肯定感につながっていくのだと思います。
(川本さん)
お部屋では英語や中国語が自然に飛び交っています。
自分の意見を伝える力は大切であり、子どもたちの「こうしたい」という気持ちをしっかり受け止めます。
児童発達支援・放課後等デイサービスのリトルビーンズ・イッポでも考え方は同じく、「できないことをできるようにする」のではなく、「できることを伸ばす」ことを大切にしています。
個性があって当たり前。“みんな違っていいんだよ”を合言葉に、たとえ苦手なことがあっても、その子が困らない方法を一緒に考え、ご家族とも共有しています。
リトルビーンズならではの、保育園と併用しながら長時間お預かりできる体制も整えています。
(伊賀さん)
私たちは以前の会社で、“米国式託児教育施設”という新しいタイプの保育室に携わり、気が付けば約30年が経ちました。
画期的で、大好きだった保育室。その想いを引き継ぎ、これからはリトルビーンズとしてたくさんの方に知ってもらいたいと改めて感じています。

「どうやるのかな?」そんな気持ちを大切にしながら、自分で考える時間を重ねています。
(伊賀さん)
川口は都内へのアクセスが本当に便利ですよね。
私は推しのお笑い芸人さんのライブを見に行くんですけど、仕事帰りにサッと新宿に出るのが本当に助かっています。
自宅は都内にあるのですが、自宅から行くより川口から向かった方が近いんですよ。
(川本さん)
私が川口で好きなところは、多国籍でおいしい飲食店が多いところですね。
K-POPが好きなので韓国料理のお店にもよく行きますし、都内にも出やすいので、仕事終わりにライブに駆けつけるのも便利です。
(伊賀さん)
普段はお互いに好きなものを追いかけていますが、一緒にハワイや韓国、国内のさまざまな場所へ旅行に出かけるのも楽しみのひとつです。
仕事を離れた時間の中で、リフレッシュすることが私たちの元気の源です♪

同じ景色を並んで眺める時間。仕事も人生も、いつも二人三脚です。
(川本さん)
末広にある「特別養護老人ホーム春香苑・第2春香苑」です。
家族がお世話になっている施設で、スタッフの皆さんが本当に温かく、連絡も密に取ってくれるので、安心してお願いできています。
施設も綺麗で母も快適に過ごせているみたいです。
地域の中に、こうしたあたたかい施設があることは心強いですね。
(伊賀さん)
西川口駅西口にある、「焼肉ホルモン たけ田」という、卓上蛇口からレモンサワーが出る焼肉屋さんがおすすめです。
レモンサワーが60分飲み放題で税込605円なんです!(※2026年2月現在)
駅から近く、価格も良心的で、味もしっかりおいしいところが気に入っています。
みなさんもぜひ足を運んでみてください(笑)。
(川本さん)
あとは、トリコカワグチさんにも掲載している「studio moani」さん。
moaniの栗山さんとは海外旅行に一緒に行く仲です。
昨年も一緒にハワイに一緒に行って満喫してきました。

伊賀さんinハワイ

川本さんinハワイ

ハワイも一緒に旅する大切な仲間と、おそろいのイニシャルキーホルダー。

支え合い、笑い合い、走り続ける!これからも子どもたちの未来を支えていきます!
(伊賀さん)
少子化で厳しい時代だからこそ、「選ばれる保育園」であり続けたいです。
「ここなら安心」と思っていただける園を目指し、もっと多くの方に知っていただきたいですね。
児童発達支援・放課後等デイサービスについては、必要としているのに施設に入れず、待機しているお子さんがまだ多くいます。
その受け皿になれるよう、新しい事業所の開設にも挑戦していく予定です。
必要なご家庭に届くように取り組みを広げていきたいと思っています。
(川本さん)
私も同じく!
地域の中で、困った時に思い出してもらえる存在でありたいですね。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。