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川口人

北浜雄嗣さん(埼和興産株式会社/代表取締役)Vol.31

「語り継がれる信頼」を次世代へつなぐ、総合建設会社の代表取締役


今回の川口人は、川口市の総合建設会社「埼和興産株式会社」の代表取締役、北浜雄嗣(きたはま ゆうし)さんにお話を伺いました!

 

川口市を中心に多くの建設プロジェクトを手掛けている北浜さん。

会社の理念である「語り継がれる信頼」を守りつつ、時代に合わせた新たな事業展開にも積極的に取り組まれています。

社員への思いやりを大切にし、地域社会に貢献し続ける姿勢は、多くの方々から信頼を寄せられています。

 

代表取締役に就任されるまでの経緯や、埼和興産さんの今後の展望についてお伺いしました!

Q1.どんなお仕事/活動をしていますか?

川口市の他、関東圏のマンションも手掛けています

火葬施設「川口市めぐりの森」

公共工事から医療施設のリノベーションまで — 埼和興産の多彩な建設事業

埼和興産は総合建設業の会社です。

簡単に言うと戸建ての住宅以外の比較的大きな建物である、賃貸マンション、工場、倉庫、事務所などの建設をしています。

あとは公共工事ですね。今ちょうど川口市新庁舎の建設も行っています。

ほかにも学校や公民館の建設も幅広く手掛けています。

 

東京都多摩地区では、舗装工事や下水道に関わる土木事業も展開しています。

 

あとはリノベーション事業にも力を入れていて、主に病院や医療関係の施設で、患者さんが入院したまま、また診察を止めずにリノベーションを行う医療施設専門「REiL(リイル)」というサービスを提供しています。

患者さんが入院している状態で施工するので、いかに工事期間を短くできるか、いかに快適に過ごしてもらうかを大切に専門的で精度の高い安全な施工を行っています。

保険業から建設業へ、そして会社を継ぐ決断

大学卒業後、6年間ほど損害保険会社に勤めていました。

入社3年目で会社が合併したんですが、その時に妻(埼和興産取締役会長のご息女)と知り合って結婚しました。

そして義父から誘いがあり、埼和興産に入社しました。

 

全く異業種である保険業から建設業への転身、さらに会社を継ぐという責任もあり、当初は「とにかくやらないと!」という気持ちで、宅建士や建築士の資格を取るために必死に勉強しました(笑)

義父に恥をかかせられませんし、後が無い状況でしたので、とにかくもうやるしかなかったんです。

 

そして不動産業サイワハウジング株式会社の代表と建設業の埼和興産を兼任するに至りました。

Q2. 大切にしていること/こだわり

埼和興産から、皆さまへ「快適」をお届けいたします

センチュリー21の看板である黄色のジャケット

「語り継がれる信頼」を胸に、快適な暮らしを支え続けます

入社した当時の埼和興産では戸建て住宅の建設も行っていました。

マイホームを建てるということは、人生で最も大きな買い物の一つです。

お客さまの立場で考えると、本当にこの会社でいいのか、この会社に任せても安心できるのか、と不安に感じることがあると思います。

そのような不安を払拭し、誠実で信頼いただける会社を築くことを使命として、創業時に掲げられた、「語り継がれる信頼」という理念を現在でも大切に守り続けています。

 

この使命はサイワハウジングでも同様です。

サイワハウジングは創業と同時に、世界最大級の不動産仲介ネットワークである「センチュリー21」に加盟しています。

不動産業界にはかつて胡散臭いというイメージがありましたが、少しでもお客さまに安心していただくために、信頼性の高い「センチュリー21」の看板を掲げています。

 

建設プロジェクトは、設計プランを立てるまでに3ヶ月、長いと半年から1年かかることもあります。

打ち合わせを数多く行うため、お客さまはその過程で大きなストレスを感じることがあります。

でもそこをできるだけ快適に進め、ストレスなく理想の建物を建てていただきたいと考えています。

 

建ててからも快適に過ごせる建物であってほしいという想いがあって、「建設で世界を快適にする」というモットーも掲げています。

Q3. 川口のココが好き!!

休日にはゴルフを楽しんでいます!

住むには最適な街、川口

川口ってある程度都会だし、交通の便がいいしすぐに東京に行けるでしょう?

皆さんが同じようにおっしゃってるとは思うんだけど(笑)、本当にその通りですよね。

 

都心まで電車ですぐな上に、高速道路の入り口も各所にあって、東京に住むよりむしろ便利だと思います。

ゴルフをやるんですが、練習場がたくさんあるのもいいですよね。

 

川口は住むにはすごくいい街ですよ!

Q4. オススメのお店・場所

荒川の土手から見える夕暮れ

やるじゃん川口栄町店さんでの懇親会の様子

荒川の夕暮れと地元グルメ

川口人Vol.15に出ていた小貫さん(株式会社小貫金網製作所/代表取締役社長)も言っていましたが、荒川の土手はすごくいいですよね。

2、3年前にテレビの取材が来た際、土手でジョギングしている姿を撮ってもらいました。

土手から見える夕暮れなんかは特に綺麗ですよ。

 

あとは、同じ樹モールプラザ内にある「ステーキやるじゃん」さん。

昼時や帰宅時に従業員通用口を通ると、お肉の焼ける香ばしい香りが漂ってきてたまらないですね。

もちろん味も絶品です。

 

本町にある、「そば和楽山茂登」さんにもよく家族で行きます

何を食べても本当においしいです。

Q5. 今後の目標

「語り継がれる信頼」を50年、100年と先へ

 

「埼和興産を100年企業にする」という目標は、私が社長に就任した時から掲げているものです。

とはいえ、来年で会社はちょうど50周年を迎えるので、100周年の頃には100歳近くになっているんですが…。

それでも、100周年記念式典に元気な姿で出席できたらいいなと思っています!

 

社員には「好業績と良好な人間関係が両立する会社にしましょうね」ということを常々言っています。

渋沢栄一の『論語と算盤』と一緒で、どちらも絶対に欠けてはいけないですよね。

売上や利益だけを追求する会社は続きません。だからこそ、社員同士の人間関係をとても大切にしています。

 

建設業は社会にとって欠かせない業種ですが、近年は敬遠されがちで、職人の高齢化とともに人材も減少しています。

色々な要因があって敬遠されているんでしょうけど、そのイメージなんかも払拭して若い人達が「建設業をやってみたい!」と思えるような業界にしていきたいですね。

社会問題みたいになっているので、当社だけで大きく変えることはできないかもしれないですけど…。

まずは埼和興産から少しずつ建設業のイメージを変えていけたらいいですね!

 

日本代表に選出された腕前を持つ射撃競技

 

学生の頃からライフル射撃を趣味として続けています。

ライフル銃を所持できる年齢から所持はしていたものの、本格的に射撃を始めたのは高校1年生の時でした。

通っていた高校には射撃部がなかったので、都内の射撃部に所属する人たちと一緒に試合に出場していました。

インターハイや国体に出場できそうだという期待があり、一生懸命取り組みましたね。

日本代表として海外の大会にも出場し、その時のジャージは今でも大切にしています。

背中に「JAPAN」と入ったそのジャージは、やはり思い出深いですね。

 

今も休日には長瀞の射撃場へ赴いています。

生涯楽しめる趣味として続けていけたらいいなと思っています。

 


 

異業種からのスタート。

そして、義父から会社を受け継ぐという大きなプレッシャーの中、趣味の射撃によって鍛えられた強い集中力と、持前の精神力で先代の"信頼"を守り抜き、新たな事業「REiL」も成功に導かれています!

 

今回のインタビューでも、私たちスタッフへの気遣いや、建設業の専門的な話をわかりやすく説明してくださる姿から、北浜さんの誠実で温かいお人柄が強く伝わってきました✨

さらに、新設されたオフィスも案内していただきましたが、社員の皆さまを想う心が設計の随所に感じられる、細部まで配慮された空間でした!

 

皆さんの身近な場所にも、実は埼和さんが関わっているかもしれません。

それほどまでに川口に根付き、地域から大きな信頼を得ている企業さまの一つです!

 

埼和興産株式会社

総合建設業(建築工事・土木工事・リニューアル工事)

小回りのきく総合対応力で皆様に満足頂ける建築物を提供致します

川口市栄町3-13-1 樹モールプラザ3階

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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