みなさんおはようございます。
「トレーニング後にタンパク質(プロテイン・アミノ酸)の摂取をする事」はだいぶ定着して来たように思いますが、普段の食生活では如何でしょうか?
意識しないとなかなか栄養バランスはとれないですよね。
その中でもタンパク質はとっていますか?
タンパク質は、筋肉はもちろんの事、爪や髪の毛、内臓などの原料です。
朝食時にそのタンパク質を摂取すると、身体を温めてくれる作用があるので特にこの季節は積極的に摂取しましょう。
又、加齢にともない骨格筋量は減少し、60代からその減少は加速します。
減少を抑えるためには、筋肉量の維持・増大が必要であり、その為に食事で良質なタンパク質を摂取する必要があります。
タンパク質が不足すると、特に高齢者は筋肉が衰え、フレイル(加齢による心身の衰弱)に陥りやすく、運動・認知機能が低下しやすくなります。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、高齢者のフレイル予防の観点から、十分の量のタンパク質を毎日摂ることが推奨されており、特に高齢者はタンパク質の摂取は重要であり、タンパク質が関わる重要な疾患としては、フレイル[サルコペニア(筋肉減少症)を含む]、慢性腎臓病を挙げております。
フレイルおよびサルコペニアの発症を予防する為には、
高齢者(65歳以上)では、1.0g/kg体重/日以上のタンパク質を摂取することが望ましいとされました。
体重が60kgの高齢者では、1日に60g以上のタンパク質を摂取するのが望ましく、目安としては、豆腐100gに5g、鶏肉100gに25gのタンパク質が含まれております。
一度に多くのタンパク質を摂取するのではなく、1日3食にバランス良く振り分けることが大切だと、バーミンガム大学スポーツ・運動・リハビリテーション科学部のブノワ スメユニンクス氏は言及しております。
どうしても食べる事が出来ない…という方には、「アミノ酸」や「プロテイン」をおススメ致します。
最近のプロテインは簡単でとても美味しく、吸収に優れている物が多くございます。
詳しくはスタッフにお尋ねください。
又、運動も同時に行うとより効果的ですよ。
「運動」「休養」「栄養」。この3つをしっかりと行い、いつまでも楽しい生活が送れる様、心がけましょう!
日本人の食事摂取基準(2020年版)(厚生労働省) 保健指導リソースガイド
A more balanced protein intake can reduce age-related muscle loss(バーミンガム大学 2020年3月16日)参照
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