皆さんおはようございます。
この時期になるとだんだん「寝汗」もひどくなってきますよね。
暑くて夜中に起きてしまう事も…。
しかしこの『汗』は身体のさまざまな重要な機能に関与しています。
今日はそんな汗の主な働きとその役割について説明します。

《汗の主な働き》
　　①体温調節
　　　　汗をかくことは、体温を調節するための最も重要な機能の一つです。
　　　　運動や高温環境下で体温が上昇すると、汗腺から汗が分泌されます。
　　　　汗が蒸発する際に熱を奪うことで、体温を下げ、体の過熱を防ぎます。
　　　　このプロセスを「蒸発冷却」と呼びます。　　　　
　　②老廃物の排出
　　　　汗は、体内の老廃物や毒素を排出する手段の一つでもあります。
　　　　尿と同様に、汗には微量の尿素やアンモニア、乳酸などの代謝産物が含まれています。
　　　　これにより、体内の化学バランスが保たれます。
　　③皮膚の保護
　　　　汗は皮膚の表面を湿らせることで、乾燥や外部からの微生物の侵入を防ぎます。
　　　　汗に含まれる成分（例えば、デリシジンやリゾチームなど）は、抗菌作用があり、皮膚の健康を維持しま
　　　　す。
　　④水分と電解質のバランス
　　　　汗をかくことで体内の水分と電解質のバランスが調整されます。
　　　　特にナトリウムやカリウムなどの電解質は、細胞機能にとって重要です。
　　　　適切な水分補給と共に汗をかくことで、体内の電解質バランスを保つことができます。

如何でしょうか？
これからの季節はどうしても汗をかく機会が多くなり、匂いの問題や見た目の問題も出て来ます。
…が、汗をかかないともっと大きな問題につながってしまいそうですよね。
エアコンの中に居すぎても冷えてしまいますし、無いと熱中症の問題が…。
エアコンもうまく使用しながら、この時期を乗り越えましょう！


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