皆さんおはようございます。
先日、冬はケアのみ、夏からはトレーニングをされるモーグル（スキー競技）の方がいらっしゃいました。
昨年は「呼吸法と体幹トレーニング」のみを行ったのですが、軸も取れ身体の動きはとても良かったので、シーズンはとても動けていたそうです。
しかし、シーズン後半からOFFシーズンになると、身体の動きが悪くなってしまったそうです。
筋肉の衰えか…。疲れなのか…。気持ちの問題なのか…。
本人も原因が分からず困っていました。
しかも呼吸までも…。
先シーズンの呼吸はとても良かったのですが、今回は自分の目も疑うくらい出来ていませんでした。
身体のチェックを細かくしていると、足の上りも悪く、もしかして大腰筋が原因…？！かと思い、大腰筋のチェックをしてみると大～正～解～！！
大腰筋がお疲れでしっかりと機能していませんでした。
大腰筋のケア等をいくつか行うと、なんてことでしょう…。
入らなかった腹式呼吸がキレイに入る様になりました。
足の上りも良くなりしかも軽い…と…。

呼吸 ＝ 肺　　呼吸 ＝ 横隔膜　だけが原因ではないという事です。
だからと言って　呼吸 ＝ 大腰筋　だけでもありません。
胸郭の硬さや多裂筋、内転筋群などの影響も出てしまう場合もあります。
原因は色々とあると思いますので、原因をしっかりと見つけ、効率よく運動やケアをして行きましょう！
モーグル（スキー競技）の選手は、来シーズンの為にまた明日から頑張って、心と身体の調整をしていきます。
皆さんの目標や目的（ダイエットや健康維持、その他…）でなかなか結果が出ないのは、見ている所（トレーニングをしている場所）が違う可能性も考えられます。
食べ過ぎて中々痩せない…。等と自分をせめるのではなく、色々な角度からご自分の身体や私生活を見つめなおしてみてください。
きっと解決策が見つかるはずです。


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