皆さんおはようございます。
今日は
「ファスティング」についてです。
「ファスティング」は健康に良いとされる点もありますが、危険性も伴う為、適切に実施しなければなりません。
以下の通り、ファスティングの危険性と安全性を確保するためのポイントをお伝え致します。
≪ファスティングの危険性≫
1. 栄養不足
• 食事を制限する事で、ビタミンやミネラル、タンパク質等の必要な栄養素が不足する可能性があります。
長期間続けると、栄養欠乏症や免疫力の低下、筋力の減少が起こることがあります。
2. 低血糖症
• 食事を取らないと血糖値が急激に低下し、めまいや疲労感、頭痛、イライラ感が生じることがあります。
特に糖尿病や低血糖傾向のある人には危険です。
3. 脱水症状
• 食物からも水分を摂取していますが、ファスティング中はその供給がなくなるため、十分な水分補給がさ
れないと脱水症状になるリスクがあります。
4. 代謝の低下
• 長期的な食事制限は代謝を低下させ、リバウンドのリスクが高まることがあります。
断食後に通常の食事に戻ると、体が脂肪を蓄えやすくなることがあります。
5. 内臓への負担
• 特に長期間の断食や水だけのファスティングは、肝臓や腎臓に負担をかける可能性があり、消化器官が
正常に働かなくなる恐れがあります。
6. 精神的な負担
• ファスティングはストレスを伴うことがあり、食事を取れないことで精神的な不安感や集中力の低下を招
くことがあります。
≪ファスティングの安全性を確保するためのポイント≫
1. 専門家の指導を受ける
• ファスティングを始める前に医師や栄養士に相談し、個々の健康状態に合った方法を選ぶ事が重要です。
特に持病がある場合や薬を服用している場合は注意が必要です。
2. 適切な期間を設定する
• 短期間のファスティング(1〜2日程度)は多くの人にとって安全ですが、長期間の断食はリスクが高ま
ります。初心者は無理をせず、短期間から始めましょう。
3. 水分補給を徹底する
• ファスティング中は水分を十分に摂取し、脱水症状を防ぐことが必要です。
水だけでなく、ミネラルや電解質を含む飲料も有効です。
4. 断食後の食事の再開に注意
• 断食後は、いきなり通常の食事に戻すと消化器官に負担をかける可能性があるため、徐々に軽い食事か
ら始めることが大切です。
5. 無理をしない
• ファスティング中に体調不良を感じたら、すぐに中断することが大切です。
特にめまいや異常な疲労感、強い頭痛などの症状が現れた場合は注意が必要です。
自分はその昔「ケトジェニック」という糖質制限の勉強をしていた時、レポートの為に糖質制限をして
いましたが、途中で具合が悪くなり、8日間で挫折した経験があります。
絶対に無理は禁物です!
ファスティングは体に良い影響を与える可能性もありますが、リスクも伴う為、安全に行う事が最も重要です。
身体に負担が少ない方法で栄養をしっかり補給し、運動と休養のバランスを考えながら行いましょう!
Kiitos川口では、ファスティングのクラスもご用意しております。
12月にはファスティングのイベントも行う予定ですので、お楽しみに!