川口市のみなさま、こんにちは。

個別指導Wam南鳩ヶ谷校の二宮です。
今日は「やらないことを決める」ことについてお伝えします。

「ある単元において、このくらいの量をやって、正答率がこのくらいなら、
テストは何点くらい」を予測するのは、ある程度経験を積んだ塾講師なら
それほど難しくはないと思います。

ただ、その生徒の満点を何点にするのかという判断はとても難しいと感じます。
中途半端に範囲をひろげて点数を取りに行くことよりも、やるべき範囲を指定して、
その精度を上げていく方が点数に結びつくことが多いのは確かです。

そうわかっていても「やらなくていい」と伝えることは、その生徒の可能性を
否定することにも繋がりかねないので、とても慎重になります。

でも…と私は思います。

負担を取った時、とんでもない力を発揮する生徒がいます。
頑張る部分を決めた時、力がみなぎる生徒がいます。

「やらなくていい」は迷いをなくして、注力させる力があり、
その結果、その子らしく取り切って結果を持ち帰ってきます。

「全部やれ」はものすごい力がつくこともあるけれど、
その子ができていた部分まで、できなくなってしまったり、
忘れてしまうことも少なくありません。

苦手と向き合うことも大事だけど、「やらないことを決める」選択は、
総合的な結果もよくなるのではないか。

みなさんはどう思いますか？