普段何気なく無意識に行っている「歩行」。 今日はそんな「歩く」を考える。 「歩く」を考えましょう。
Total Conditioning Kiitos
「歩行」に関してを考えよう!
歩行器を使っても、自分の足で歩きましょう。
さて、今日は無意識に行っている
「歩行」
そんな当たり前の
「歩く」を考えてみようと思います。
普段私達が歩く時に使っている筋肉は、下肢を振り上げるために働くのが大腿直筋、大腿四頭筋、腸腰筋、前脛骨筋です。
そして、振り上げた下肢を前方に移動させるのが
大臀筋や
中臀筋、
腓腹筋や
ヒラメ筋です。
その他にも、上半身の姿勢を維持する為に
脊柱起立筋や
腹直筋。
腕を振り続ける為に、
大胸筋や
上腕二頭筋・
三頭筋が使われています。
歩く時に使われている筋肉は、なんと!下半身の筋を中心に全身の約80%もの筋肉が使われています。
だからウォーキングは身体に良い!健康に良い!と言われているのですね。
最高の運動だと思います。
≪正しい歩き方≫
「歩き」は筋に対する負荷が大きくありませんが、反復回数を増やす、すなわち、たくさん歩くことによっ
て、筋力の維持・向上につながります。
その他、
肥満の予防・解消、高血圧の予防・解消、骨粗鬆症の予防、不眠症の解消、糖尿病の改善、コレステ
ロールの減少という効果があります。
しかし、正しい歩き方をしないと、よい効果を得られません。正しい歩き方とは、「理にかなっていて、無駄
がなく、効率的である」という意味です。歩くときには、次の点に気をつけましょう。
◇ 目線を歩く方向に向けると、頭が左右にぶれなくなり。疲れにくくなります。
◇ 肩の力が入らない程度に、背筋を伸ばすと、腕を振りやすくなります。
◇ 足はかかとから地面につくと、転倒しにくくなります。
◇ 軸足の膝をしっかり伸ばすと、腰の位置が高くなり、歩幅が広がります。
◎ 足(脚)と腰は健康を支えるひとつの要です。高齢者でも、健康な人は足腰が丈夫です。
歩くことで、腹筋や背筋を鍛えることになり、腰痛知らずのからだになるのです。
その他にも、歩くことによって、平衡感覚(バランスのよさ)や敏捷性(すばやさ)を維持・向上させること
もできます。
「歩行」についてもう一度見直してみては如何でしょうか?
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