皆さんおはようございます。
自分は昨年、年に5回もぎっくり腰をしてしまい、精密検査までしました。
幸いな事に内臓系の問題ではなく筋肉や骨盤周りの問題だった為、今回は結果は手術をせず、現在もインディバでお腹を温める事と内臓や大腰筋の筋膜ケアを行い回復を望んでおります。
お腹のケアをするととても楽になります。
それは大腰筋や横隔膜の影響だと思います。
MRIなどの結果に問題が無い場合は、姿勢の改善や呼吸の改善で改善する場合もありますし、体幹部の筋トレで良くなる場合もあります。
しかし、痛みが強かったり、長く続く様であれば内科への受診も考えた方が良いのではないでしょうか?
実は内臓の状態と腰痛には密接な関係があります。
腰痛の原因は筋肉や骨、神経だけではなく、内臓の異常や病気が影響することもあります。
これを「内臓性腰痛」と呼び、次のような内臓疾患が腰痛を引き起こす可能性があります。
1. 腎臓疾患
腎臓は腰のあたりに位置しているため、腎臓の異常が腰痛として感じられることがあります。
例えば、腎結石や腎盂腎炎(腎臓の感染症)は腰や側腹部に強い痛みを引き起こします。
この痛みは通常、左右の腰部に集中し、体を動かしても和らがない特徴があります。
2. 膵臓や胆嚢の問題
膵炎や胆石症などの膵臓や胆嚢の疾患も、腰痛を伴うことがあります。
これらの痛みは、上腹部から背中や腰にかけて広がることが多く、消化不良や食後の痛みを伴う場合がありま
す。
3. 婦人科系疾患
女性の場合、子宮や卵巣の異常(子宮内膜症、卵巣嚢腫、子宮筋腫など)が腰痛の原因となることがありま
す。
これらの痛みは、骨盤周辺の鈍い痛みとして感じられ、腰や下腹部に広がることがあります。
4. 消化器系の問題
胃や腸の問題(潰瘍、便秘、炎症性腸疾患など)が腰痛に影響を与えることもあります。
特に便秘による腹圧の上昇が、腰部に圧迫をかけることで痛みを感じることがあります。
5. 大動脈瘤(AAA)
腹部大動脈瘤(AAA)は、大動脈の膨らみや破裂が原因で腹部や腰に激しい痛みを引き起こします。
これは緊急性の高い病状であり、突然の強い痛みが特徴です。
6. 前立腺の問題(男性の場合)
前立腺肥大や前立腺炎は、男性に特有の内臓性腰痛を引き起こすことがあります。
この場合、腰痛に加えて排尿障害や骨盤周辺の不快感が伴うことが多いです。
7. 内臓と神経の関係
内臓と背中や腰の神経は互いに影響し合っています。
例えば、内臓の痛みが反射的に腰や背中に感じられることを「関連痛」と呼びます。
これは、同じ神経が内臓と背中に繋がっているために起こります。
内臓性の腰痛は、筋肉や関節の問題とは異なり、動いても痛みが変わらないことが多いです。
また、特定の症状(排尿異常、消化器の不調、発熱など)が伴う場合、内臓の問題が原因である可能性が高いです。
もし、これらの症状がある場合は、早めに医師に相談することが重要です。
痛みは身体のサインです。
たまにはご自分の身体に目を向けてあげる時間を作りましょう!